その都度、専用の業務ツールを自作する
Excelやスプレッドシートで一覧表や管理台帳を作るのと同じ感覚で、その時々の業務に必要な“専用ツール”を、その場で自作して使う。私はいま、そういう働き方をしている。
これまでは表計算。これからは“ツールごと”作る
AI——とくにClaudeのようなコード生成——を使えば、目の前の課題に特化した業務管理ツールを、驚くほど短時間で作れるようになった。表計算で台帳や報告書を作ってきたのと同じ感覚で、必要なツールそのものを組み上げていく。その都度、課題に合わせて“専用の道具”を用意する——このアプローチは、業務に大きな成果をもたらす。
実例:10分で作る「SEO管理ダッシュボード」
私はいま経営企画(社長室)にいる。あるとき、しばらく放置されていた自社メディアを今後どう活用すべきか、分析・検討する必要が生じた。
世の中には、コンテンツSEOを管理する有料サービスがある。どの記事がどれだけ読まれているか、どんなキーワードでユーザーが流入しているか、次に関連記事を書くならどのキーワードを狙うべきか。Google Search ConsoleやGA(Google Analytics)と連携して一覧で可視化し、次の企画記事の選定を助けてくれるツールだ。
便利なサービスだが、これはAIを使えば“自分で作ってしまえばいい”。かかった時間はわずか10分ほど。
自作すれば、外部の有料サービスと契約する必要はない。何より、自分たちに必要な情報だけをまとめた、直感的で分かりやすい専用のダッシュボードが手に入る。実際、私はこの自作アプリでレポートを作り、社長への提案に使っている。
「誰もがAIでツールを作る時代」は来るか
スプレッドシートやPowerPointを使いこなすように、誰もがAIで業務管理ツールを実装する。そんな時代が、いつか来るのかもしれない。
ただ、「すぐに誰もが」とは言えないのが実情だ。設計・構築・デプロイといった“システム開発のあらまし”が頭に入っていないと、まだスムーズには作れない。だからいまは、そうした素地を持つ一部の人が、いち早くこの手法を取り入れてAIの価値を最大限に引き出している段階なのだと思う。
株式会社ゴセンフ
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