打ち合わせをしない会社。
生成AI時代の武器は「要件定義力」
うちの会社は、社内の打ち合わせをほとんどしない。新しい案件が始まるときも、だ。伝達はSlackなどのテキストで完結させる。冷たいからでも、効率を気取っているからでもない。そのほうが、うまくいくからだ。
「打ち合わせじゃないと伝わらない」は、嘘
ニュアンスも、細かい部分も、言語化する力さえあれば、テキストで十分に伝わる。むしろ口頭は、伝えた“つもり”になっているだけのことが多い。話した内容は消えるが、書いた要件は残る。あとから誰でも同じものを読める。
これは生成AIが来る前から徹底してきたことだ。Web制作の案件も、ほとんど打ち合わせをせず、すべてテキストで要件をつくって共有してきた。
生成AI時代の勝負どころは、要件定義力
事業計画も、ツールも、AIを使えば速くつくれる。私自身、事業計画づくりではかなりAIを活用している。でも、渡す前の「何をつくるか」があいまいなら、速くゴミができるだけだ。
結局は、状況をどれだけ正確に言語化できるか。実態と乖離のない、「誰が読んでも同じ理解になる文章」を書けるか。ここで差がつく。この要件定義ができる人が勝つ——それが生成AI時代のいちばんのポイントだと思っている。
要件定義は、特別な工程じゃない
それは私たちが毎日やっていることそのものだ。経営者の「こうしたい」を、担当者が動ける形に翻訳する。エンジニアに、迷わず作れる指示を渡す。AIに、正しく仕事をさせる。全部、同じ力だ。
AIが賢くなるほど、それを動かす“言葉”の質が効いてくる。道具が速くなった分、上流の言語化がボトルネックになる。
だから私たちは、まず書く。会議室ではなく、文章の上で、プロジェクトを立ち上げる。
株式会社ゴセンフ
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